保育園準備を極限まで”効率化”…玄関前の廊下に荷物を集約させた、双子ワーママの秘策
2022-12-31 eltha
”保育園の準備を誰でもできるようにする”必要があった
ーー朝の準備はどのように行っていますか?
「うちでは、朝の保育園の準備は基本的に夫が行っているんです。在宅勤務の時は私がやる時もありますが、私は自宅から会社まで距離が離れているため、子どもが起きる前に家を出てしまいます。すべて夫に対応してもらう必要があり、夫も対応できない場合は母か妹に対応してもらう可能性がありました。持ち物の場所は基本的に私しか把握しておらず、育休中に保育園の持ち物準備をシミュレーションしてみたところ、必要なものが色々な場所にあり毎朝これを集めるのは大変だと気付きました」
ーー旦那さんをはじめ、家族の方が対応できる状況にする必要があったんですね。
「はい。なので最初は効率化というよりも、”保育園の準備を誰でもできるようにする”ということが目的でした。そこで考えたのが、持ち物置き場を設置することでした」
ーーお迎えから帰宅した後、保育園の荷物を元の場所に戻したり、洗ったりなどあると思いますが、どのようなルーティンで進めていますか?
「お迎えも基本的に夫が対応しています。私は帰宅後、娘たちの洗濯物を出し、他のものと一緒に洗濯乾燥機にかけて、寝る前に回収・仕分けをしています。乾燥後の洗濯物は『カンガルーエプロン』にまとめて入れて、一気に仕分けしているのでそこまで手間ではありません。むしろ場所がまとまったことで、仕分けが楽になりました」
ーー毎日のルーティンになっているのでしょうか?
「基本的に洗濯や仕分けは毎日やろうと思っていますが、帰宅が遅くなったときは翌日にまとめてやることもあります。お食事エプロンはお風呂に入った際にクリア泡スプレーで洗い、浴室乾燥で乾かしています。2〜3日サボっても大丈夫な数の洋服やエプロンを用意しています」
保育園の準備の効率化を極限まで図った結果、やっと保育園持ち物置き場が完成形に至ったので見てください※玄関前の廊下 pic.twitter.com/cPAl5LvGCG
? まいまい@2Y双子 (@pichans0508) December 11, 2022
タオルストッカーを活用、2歳の娘が自ら取りに行く仕組みに
「お風呂上がりで娘たちが自分でパジャマや肌着を取れるように、手の届くところにストッカーを設置しています。娘たちもどこに何があるか把握しているので、お風呂上がりは体を拭いた後、各自で必要なものを取って着ています。朝もご飯を食べたあとに肌着、トップスとズボン、靴下を各自で取りに行って着てもらっています」
ーー効率化を図ったことで、どのような部分の負担が軽減したと実感されますか?
「洗濯物の仕分け作業が楽になりました。以前はクローゼットにかけるもの(トップス)、タンスにしまうもの(ズボン・靴下)、キッチンにしまうもの(エプロン)と分かれていたので、整理するのが大変でした。
また、保育園用の服ではない服を誤って持っていってしまうことがありましたが、保育園トップスとズボン用のタオルストッカーを設置してから、それもなくなりました。持ち物は基本的に玄関前だけで揃うので、あれこれ探す手間や色々な場所に取りに行く必要がなくなってよかったと夫からは言われています」
ーートップスとボトムスを別で取り出すことで、たまたま引き抜いたものが上下ボーダーだった…など、ファッションセンス的になしと思う組み合わせも出てくるのではと思いますが、そういう時はありますか?
「トップスは無地ベースのものを選ぶようにし、ズボンも無地かチェック、小花柄など合わせやすいものにしています。どれを選んでもそこまでおかしくならないようにしています。子どもがこれじゃないと思えば、別のものを何枚か引き出して選んでもらいます。選ばれなかったものは上から戻します」
ーー着ていく服のコーディネート、持っていく着替えのコーディネートなど、忙しいなかで悩まれる親御さんも多いと聞きます。お子さんの身なりは、親が気にしすぎている部分も大きいのだと思いますが、まいまいさんはどうお考えですか?
「最初はお着替えのコーディネートも考えて、1セットずつまとめていました。しかし娘たちが通う保育園では、お食事の際にトップスが汚れたらトップスだけかえる、お砂場遊びでズボンが汚れたらズボンだけ変えるなど、洗濯物を最小限にするように対応してくださっています。保育園によるかと思いますが、コーディネートを考える必要はあまりないかな、と今は思っています」
ーーまいまいさんにとって、朝や帰宅後のお子さんと触れ合いがどのような時間となるよう心掛けていますか?
「とても貴重なので、できるだけ笑顔で同じ時間を過ごせるよう、家事などはできるだけ効率化しよう!と心がけています」