【OL白書 vol.37】新社会人の言葉遣いが「気になる」7割
2009-04-17 12:00 eltha
新人の頃を振り返れば、当時は緊張して、敬語も何だかオカシナ日本語だったし、電話を取るのも嫌でした。一番冷や汗をかいたのは、同期が電話の取り次ぎで先方の社名を聞き間違え「USA(ユー・エス・エー)からお電話です」と内線も使わず離れた席の先輩に声を掛け、「えっ! 合衆国から!?」とフロア中が大爆笑したこと。ままま、今となっては良い思い出です。
「言葉遣いはその人のモラルや生き方が滲み出る」(兵庫県/30代)というOLが圧倒的に多かった【言葉遣い】派。「話す時は敬語なのに、メールになるとタメ口なのが腹が立つ」(宮城県/30代)と怒りの声も。「自分を名前で呼んだり・・・」(大阪府/30代)、「お客様にタメ語を使われては困ります」(山形県/20代)など、新人OLに困惑している様子も。また「正しい敬語を自分も勉強しないと」(東京都/20代)という“人のふり見て”なんとやら。気持ちを引き締める意見も見られた。
一方、【身だしなみ】派は「第一印象は言葉よりも姿からだと思う」(千葉県/20代)、「言葉遣いは徐々に覚えていける」(東京都/30代)など、出来ることから取り組んで欲しいと願うOLが多かった。「派手なネイルやアクセサリーは気になる」(千葉県/20代)、「制服をちゃんと着ない」(東京都/20代)など、若さゆえの“おしゃれ心”にヤキモキしているようだ。
新入社員の態度に眉をひそめたり怒ってみたりと、イラッとしているOLたちの姿が目に浮かぶ今回のアンケート。しかし、それを指導するのも先輩OLのお仕事の1つ! 注意をする側だって、振り返れば顔を赤らめて忘れたいと思う大失態があるはずです。そんな事も頭の隅に置きながら“可愛い”新人育成をお願いします。
(2009年4月9日〜4月14日、自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリ サーチ】会員の、20代、30代の未婚社会人女性、各250人、合計500人にインターネット調査したもの)
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