【スタバ新作】新感覚の”発酵フラペ”誕生、ヨーグルト×チーズ×甘酒の最適バランスの秘密
2019-06-19 07:00 eltha
■フラペチーノと相性抜群のオリジナルヨーグルト、チーズサブレが食感のアクセントに
ベースは、口当たり滑らかなヨーグルト。以前ヨーグルトのフラペチーノを発売したところ「定番にしてほしい!」という声が多く寄せられたした人気フレーバーのひとつだという。 今回の『レモン ヨーグルト発酵フラペチーノ』に合わせて、ヨーグルトはオリジナルの味わいに仕上げた。
「フラペチーノの氷を入れたときに味が薄まらないように、試行錯誤を重ねながら成分を調整して開発しました。チーズやレモンソースなど他の素材と混ぜ合わさった時にも、香りや味が引き立つように、通常よりも濃い味わいに仕上げています」(開発担当)
こだわり抜かれたヨーグルトと絶妙にマッチしているのが、ひと口飲むと飛び込んでくるサクサクのクッキー。チーズをたっぷり混ぜ込んで焼き上げたサブレと、フリーズドライにしたチーズがいいアクセントになり、よりスイーツ感を楽しめる味わいになっている。
「チーズサブレにはゴーダチーズ、フリーズドライチーズにはモッツァレラチーズと、それぞれに合った素材を使用しているのもこだわりです」と開発担当が語るように、口の中で広がる風味は、チーズ好きにはうれしく、それでいてヨーグルトやレモンにマッチしている。
■一番の苦労は隠し味の“甘酒” 苦手な人も飲みやすいバランスに
今回のフラペチーノは、和と洋を組み合わせた発酵食材を使用。ヨーグルトとチーズという“洋”の素材に対し、選定に苦労したのが“和”の発酵素材だという。Twitterの公式アカウントで実施された「#発酵フラペチーノ」の素材を予想する投票では、ヨーグルトに次いで「味噌のフラペチーノ」に票が集まった。
「案として八丁味噌なども候補にはあったのですが、最終的に他の素材と相性が良い甘酒を使用することに決まりました」(開発担当)
“飲む点滴”と言われ、近年注目の甘酒だが、酒粕の独特な香りが苦手という人も。しかし、この『レモン ヨーグルト 発酵フラペチーノ』では、飲んだ瞬間に、甘酒の風味を強く感じない。
「最初は、ベースのヨーグルトに甘酒を合わせた試作品を作ったのですが、かなり甘酒の風味が強い味になったんです。そこで、甘酒が苦手な方でも楽しめるように、隠し味としてレモンカードソースにプラスするようにしました」と、ちょっと苦手な人でも美味しく飲めるよう工夫されている。
爽やかな味わいの決め手となるレモンカードソースに甘酒を加えることで、酸味が抑えられまろやかな仕上がりに。発酵素材である甘酒の働きを活かすことで、新たな味わいが生まれたのだ。
■カスタマイズせずそのままがオススメ プラスするなら、シトラス果肉やハチミツ
新作が発売されると、SNS上ではカスタマイズを試案する声も見かける。今回は、発酵食品とレモンのそれぞれの素材を、まずはカスタマイズせず楽しむのがベスト。その後、味の変化として組み合わせるなら、シトラス果肉(+100円)がオススメだそう。シトラス果肉は、ゆずやピンクグレープフルーツ、桃などの果肉や、ピール(皮)を使用したマーマレードのようなもの。ほどよい酸味と甘味、果肉感がよりプラスされる。
「爽やかに仕上げてあるので、キャラメルやチョコよりは、フルーツ系の方が合うと思います。あとは、無料で追加できるコンディメントバーのアイテムで、ハチミツをかけるのもオススメです」(開発担当者)
『レモン ヨーグルト 発酵フラペチーノ』はTallサイズのみ、税抜630円。6月19日〜7月18日まで、一部店舗を除く全国のスターバックスで販売する。