初婚年齢が年々上がりつつある現在、女性の20代後半の未婚率は59%、男性30代前半の未婚率は47.1%と、結婚は誰もが経験する人生のイベントではなくなりつつある。 岩本 麻奈(Dr.MANA) 引っ込み思案で彼氏ができません。フランス女性のように恋愛を楽しみたいのですが・・・。 自分だけの「キレイ」に気づき、それを最大限にプロデュースすること。 恋愛に積極的になりたければ、引っ込み思案をまず乗り越えなくては。女にとって、自信のなさは確実にマイナス。美というものには多様性があるのだから欠点さえも長所にすることができるのです。『私には私のキレイがある』。フランス女性が造作の良し悪しを超えてエレガントに映るカラクリは、これ!ではどうすればいいのでしょうか? あなたの個性=魅力はどこにあるの・・・? まず、自分を徹底観察して分析することからはじめましょう。センスのいい友人や従姉妹に訊いてみるのもいいでしょう。和み系なのか、天然不思議ちゃん系なのか・・・もしかしたら、かくれメス豹系かもしれません。自分が何モノなのかを知り、それを最大限に際立たせるのです。自己演出や自己プロデュースは、あざといことではないのですから。 流行やファッションリーダーの物マネをするのではなく、あくまで自分に似合うヘアやメイク、スタイルだけを徹底して追究するのです。 「キレイ」は造作だけじゃ決まらない! 大切なことなのでもう一度いいますね。美醜はパーツが決め手ではなく、表情、姿勢、身のこなしなどの集大成。トータルでオリジナルな自分を表現して、自信を持って生きること!あなたにはあなたしか持っていない『私のキレイ』があるんですからね!ここまでできたらあと一歩。家の外に出てみるのみ。なぜなら出会いの場は、なにも合コンやパーティや友人の紹介だけとは限りません。 日本男性には日本女性らしい思いやりも──。 最後に日本仕様のプチアドバイス。日本の男性は慣習的に男性優位であるべきと無意識に思っているケースが多いもの。イニシアティブをとらせるほうがスムーズに進みやすいかも。 もっと他にいい人と出逢えるのでは? と思って結婚に踏み切れません。どうしたらいいのでしょう? 無理して決めなくてもいいのです。しばらく心を自由にしてみて。 迷いがあるのでしたら、結婚しなくてもいいのではないかしら?夏木マリさんが婚姻届を出さない事実婚を「フランス婚」と呼んだようですが、法律婚をしないで共同生活をするのはフランスのカップルにとってごく普通のこと。これをフランス語ではユニオン・リーブルといい、近年では税制においても結婚に準ずる優遇を受けつつ、別れる時の契約解消は簡略なパックス(連帯市民協約)という制度が人気。 結婚前の“お試し”は、あっていいのかも。 ちなみに、ほとんどのフランス人にとって、友だち以上恋人未満から“この人だけ”になるまでの課程には、必ずモラトリアムの期間があります。この間にカラダやキモチなどの相性を比較検討するのです。良し悪しはともかく二股三股も当たり前、恋人どうしになってからも最終ゴールが結婚ではないから、いったいいつまでがモラトリアムの時期なのかは人それぞれ。 周りの友達がバタバタと結婚退職しだしました。負け犬にはなりたくない、このままずっと一人かもと不安です。 そんな無意味な考え、今すぐ捨てるが勝ち。 「私は負け犬」と自分自身にレッテルを貼った時点で、あなたは負け犬です。自分だけの大切な“人生”。犬にみたてて勝ちだの負けだの言うことほどナンセンスなことはありません。焦って妥協しようと考えてるとしたら、それは愚の骨頂です。深刻な悩みをかかえている『一見幸せそうな家庭』がいかに多い事か。 「女」であることに年齢制限なんてない。 フランスでは、結婚は人によって異なるライフスタイルの形態のひとつにすぎず、もはやそれが女の目指すべきステイタスとはされなくなりました。 大好きな彼はいるのですが、お金持ちの息子からもプロポーズされました。お金で苦労したくない。でも相性がよくなさそう。割り切ろうかなぁ・・・。 お金でかえない幸せについて、この際考えてみましょう。 あなたはいったい、何のために結婚するのですか?『日本では、つきあう男の優先順位は1=性格、2=顔、3=趣味で、結婚する男は1=性格、2=経済状態、3=顔というのが標準的なんだけど、フランスではどうなの?』と尋ねられることがあります。 人生を選ぶのはあなた自身。 パリジェンヌの友人に話したら、その程度の経済状態で愛がブレる日本のマドモアゼルって、家庭がよほど不安定なのか、自分になんの誇りもないのか、と驚かれました。 めざすは楽チンな専業主婦。家事は得意じゃないけど、愛があれば大丈夫ですよね? 愛を永続させるには努力が必要なんですから。その為の努力も忘れずに。 一部のブルジョワ階級か、実は仕事したいのに失業中か、フランスにおいて専業主婦は2割の少数派であることは間違いありません。バブルの前の世代までは、日本でも「専業主婦(学歴あっても)」という選択肢が女性にありました。けれどここまで少子高齢化が進んで、移民の労働力まで求められる状況になってくると、時代錯誤といえるかもしれませんね。政府も企業も、出産育児後の女性の「勤労者としての社会復帰」を真剣に追求するようになってきているのです。 三食昼寝付きなんて甘すぎる。 専業主婦で時間だってあるのに「家事はしないでいい」という旦那様もいるでしょうね。それは個人間の問題だから誰が文句をいう筋合いのものでもありません。 フランス人のように結婚してからもずっとラブラブカップルでいたいです。何かコツはありますか? コミュニケーションとスキンシップ、そして何より思いやり。 パリの街角には、確かにラブラブな老夫妻(正確には老カップル)をたくさん見かけます。 「女」であることを、いつまでも忘れないで。 お金持ちであるとか、家柄がいいとか、そんなのがラブラブの条件になるわけもありません。人間性やSEXなど、その人自身に惚れていることが前提として、長持ちカップルに秘訣を訊いてみると――。 もう相手に愛情はないのですが、世間体が悪いので離婚はしたくありません。毎日が苦痛です。 離婚はお互いの幸福を求めるための誠実な行為 他人の価値基準に人生を委ねて感情を押し殺して生きるか、真の意味での幸福のために生きるのか、ですね。 ■禁無断複写転載 ※オリコンランキング(売上枚数のデータ等)の著作権その他の権利はオリコンに帰属していますので、無断で番組でのご使用、Webサイト(PC、ブログ、携帯電話)や雑誌等で掲載するといった行為は固く禁じております。詳しいお問い合わせは、弊社広報企画部までお願いいたします。 P R
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