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コンテスト出場は自戒の念から、産後100日後にステージに立った美魔女の覚悟

2020-06-04 eltha

 昨年の『第10回 国民的美魔女コンテスト』(美容雑誌『美ST』主催)に、ファイナリストとして登場したたぐちまいこさんさん(42・当時)。初めて同コンテストに応募したのは2016年の第7回のときで、臨月に面接を行い、産後100日でコンテストの檀上に立ったという。離婚と再婚を経て、妊娠中の身でこのような挑戦を行った理由とは?

「バツイチ子なし」からの転機、高齢出産後に美魔女コンテスト出演

たぐちさんインスタグラムより(@taguchimaiko)

たぐちさんインスタグラムより(@taguchimaiko)

 たぐちさんが離婚を経験したのは、2010年。当時も友人からコンテスト応募を進められたことがあったが、本人はまったく乗り気にならなかったという。「美魔女といえば、セレブの素敵な奥様。稼ぐ夫に子ども二人、絵にかいたようなマダム…といったイメージでした。当時、バツイチで子なしの私とは、まったく世界が違うと思っていました」。

 そんなたぐちさんが2016年、一転してコンテストに応募したのは、再婚して3年、2人目の子どもがお腹にいた39歳のとき。「自分の中では区切りと記念だと思い、友人に妊婦姿の写真を撮ってもらい応募したら、予想外に合格して。もちろん、臨月ですから私の母などからは叱られましたが、一度出場を決めた以上は責任もある。できる範囲で無理なく行動し、他の出場者のようなウォーキングのレッスンなどもしませんでした。出産後も、高齢だし、上の子の世話もある。ダイエットするよりも、体力をつけるためにも太ることを考えました。そんな中で産後100日でコンテストに出られたのは、主人や友だち、編集部の方々が応援してくれたおかげです」。

離婚で気づいた自分の嫌な部分、「ダメな人間でも軌道修正できる」

『美』STの表紙にも登場

『美』STの表紙にも登場

 出産前後でコンテストとは…と、不安を覚える人も多いだろう。だが、たぐちさんには彼女なりの理由がある。コンテストに出ることで、3年前は後ろ向きだった人生が180度好転したのだという。

 「もともと、大学を卒業して2年で結婚し、きちんと社会に出ずに20代で“奥様”になったんです。ですが30代で離婚し、そこで初めて大人になりきれていなかった自分を痛感しました。以前は『自分ばかりが損をしている』と考えがちでしたが、離婚で自分の嫌な部分に気づき、改めなければと感じました。その後、再婚して子どもができ、10年遅れて社会人デビューした私でも、なんとか追いつくことができてきたのかなと思います。私のように、以前は周りを傷つけてきたダメな人間でも、軌道修正することができる。それをコンテストを通して伝えられたらと思ったんです」。

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