ジョディ・フォスターやナタリー・ポートマン、スカーレット・ヨハンソンなど、ハリウッド女優が歴代CMに出演している森永乳業の『マウントレーニア　カフェラッテ』。昨年11月より同CMのイメージキャラクターに起用されたのは、新進女優のエミー・ロッサム。日本の国民的漫画『ドラゴンボール』を実写化した『DRAGONBALL EVOLUTION』（3月13日公開）ではブルマ役を演じており、現在ブレイク中のニューヒロインだ。昨年12月に、4度目の来日を果たしたエミーの単独インタビューをお届け！

　物欲も食欲も、何ごとも自然体のエミー。「ある程度、ダイエットも気にしますけど、人生は短いので、あんまり我慢ばかりしていられません」と、22歳とは思えない、なんとも大物らしい発言も聞くことができた。

　そんな彼女にとっての“魔法”の言葉は「Stay focus is fun.」。

　「集中して楽しもう。楽しみすぎてお遊びになってはいけないけれど、ガチガチに締め付けても何もできない。だから、やるべきことはやって、自分に出来る限りのことはするけれど、頑張りすぎない。やっていて楽しくなければ、いい結果につながらないと思うから。常に、息をしていないとね。成功するには、きっとリラックスすることも大事ね」

　「ブルマ役を演じたことによって、たまには男性に蹴りを入れるような強い女性に私自身がなれた気がする（笑）」と語っていたエミー。3 月公開の映画『DRAGONBALL EVOLUTION』とともに、エミーの日本での一層の知名度アップは間違いない。その前にも、もう1 本の撮影済みの新作映画『デーア』が、1 月15日からのサンダンス映画祭の有力受賞候補作と目されているし、歌手としても2枚目のアルバムを準備中（07年秋に歌手デビュー）。2009年はエミーにとって女優、アーティストとしての活動が大きく注目される一年になりそうだ。

　「音楽には、自分で作詞したり、自己表現をするための創造力を発揮する楽しさがある。女優業には、自分とは違う人物像、人格を演じるための想像力を働かせて、その役になりきる楽しさがある。『両方の楽しさを知ってしまったので、自分の中でバランスをとって、どちらも続けていきたいですね」

　これまで、女性らしい役が多かったエミーが、初めて銃を握り、ナイフを投げ、バイクに乗るなどのアクションに挑戦した『DRAGONBALL EVOLUTION』については、こちらの記事をご覧ください＞＞

・エミー・ロッサムのプロフ
・実写版『ドラゴンボール』のブルマ役女優が日本でCM出演( 2008年11月27日)
・実写『ドラゴンボール』ブルマ役のエミー・ロッサムが心境を吐露「日米のファンに対して責任を感じる」（2008年12月08日)
・『DRAGONBALL EVOLUTION』の予告編（動画）