『近距離恋愛』
7月12日（土）より日比谷みゆき座ほか全国ロードショー
配給：ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

　トム（パトリック・デンプシー）とハンナ（ミシェル・モナハン）は、大学時代から10年来の大親友。週末は一緒に食事をし、二人でひとつのケーキを食べ、話が尽きることがない間柄。そんなある日、ハンナがスコットランドへ6週間の出張に。彼女のいない週末がハンナへの恋心をトムに気付かせていきます。

　ようやく帰国したハンナに自分の想いを伝えようとした矢先、ハンナは突然、出張先で出会った男との婚約を報告。さらには本来親しい女性が務めるはずの花嫁付添い人（メイド・オブ・オナー／Maid of Honor）になってほしいとトムに頼んだのです。トムは結婚式までの2週間、花嫁付添い人として式の準備を進める一方で、なんとか自分の気持ちを伝えようと奮闘。そして、ついにハンナの結婚式当日が訪れて・・・。

　近すぎるがゆえに互いの恋心に気付かない――近距離恋愛とは、そんな二人の距離が恋に向かって一歩前に踏み出す事へのハードルになってしまう、もどかしい関係。それが一転、君への想いに気付いてしまったら・・・。もとの距離には戻れない！？

　男と女の間で友情は成立するのか？友情と愛情の違いって何なのか。大切なのは、相手を思いやる気持ち。それを友情と呼ぶのか、愛情と受け取るのか、それってまさにケースバイケース。っていうか、タイミング！？

　愛する彼女が他の男と結ばれる瞬間を最も近くで見守る切なさを、全米大ヒットドラマ『グレイズ・アナトミー』で全世界の女性の心を虜にしたパトリック・デンプシーが熱演。大人の恋心を切なく描く、この夏最高のロマンティック・ラブストーリーです。

『セックス・アンド・ザ・シティ』
8月23日（土）より日劇3ほか全国東宝洋画系にて全国ロードショー
配給：ギャガ・コミュニケーションズ powered by ヒューマックスシネマ

　舞台はニューヨーク・マンハッタン。生き方も個性も違う女が4人。社会的な肩書きもドレスも靴も、欲しいものは自分の力で手に入れてきたが、独身。そんな4人の主人公を通して、女の本音に迫り、一大ムーブメントを起したTVシリーズが待望の映画化。“ハッピーエンド”のその後を描く。

　主人公の4人は40代になり、人生の新しい局面を迎えていた。
　語り手でもあるキャリー（サラ・ジェシカ・パーカー）は、新聞にSEXと恋愛についてのコラム『SEX AND THE CITY』を連載していたライター。今では3冊の著書を持つ作家として活躍している。
　PR会社を経営するやり手社長のサマンサ（キム・キャトラル）は、以前は複数の男性と付き合う自由奔放な生活を送っていたが、乳がんが発覚した時に支え続けてくれた年下の俳優スミス一とともにLAに移住。
　シャーロット（クリスティン・ディヴィス）は白馬の王子様を探し続ける恋愛至上主義者だったが、1度目の結婚は破局。2度目の夫とは不妊に悩むが、中国系の美しい養女を迎えて、母としての幸福を手に入れていた。
　弁護士ミランダ（シンシア・ニクソン）はバーテンダーのスティーブと結婚して、シングルマザーからは脱却。そして、母親業と仕事とアルツハイマーを患う義理の母の世話などに追い回される日々を送っていた。
　そして、キャリーが長年の恋人“ビッグ”とついに結婚を決意したことから、急展開する。

　個性的で魅力的、でもそれぞれにわがままな4人の女性たち。いくつもの失敗を繰り返しながらも自分の手で今の仕事や生活を手にし、どんなときも前向きで、幸せに貪欲だ。それでも、人生は、おとぎ話のようにうまくいかない。時間とともに変わるものもあるし、失うものもある。だからこそ、どんなときも信じられる確かなものが必要だと――気付く。『セックス・アンド・ザ・シティ』は幸せになりたいすべての女性の物語なのだ。