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透明感のある美肌を作る 夏のUVケア徹底ガイド

肌の老化の原因の8割は紫外線によるものといわれています。そう、この時期のケアが将来の肌を左右するといっても過言ではありません。また、この時期になると店頭に各ブランドの日焼け止めが並び、「ああ、予防しなくては・・・」という気分も高まります。後からシミにならないように今からしっかりとケアしましょう。日常のUVケアは目的に合わせて上手に選ぶことで効果を発揮します。自分に合った化粧品を選ぶためにも基本の知識からちょっと気をつけたいポイントを含めて確認しておきましょう。

1.日焼けの基本をおさらいしよう!

日焼け肌、こんな状態です

人間の表皮の下には、メラノサイトと呼ばれる「メラニン色素」を作る細胞があります。日焼けをすると肌が黒くなるのは、太陽の光を吸収してメラニン色素が作られるためです。太陽光線にはからだに有害な紫外線という光が含まれており、強い日差しを受けると紫外線から皮膚を守るためにからだはメラニン色素を作り、それを防ごうとします。そのため、太陽の光にあたればあたるほど多くのメラニン色素がつくられ、肌が黒くなるのです。

→人によって症状が違うのはなぜ?

メラニン色素を作る細胞の数は遺伝の関係などがあり、人により違います。一緒に日焼けしたとしても黒くなる人もいれば、赤くなる人もいるのはそのせいです。

紫外線の量のピークは5月から8月!

日常生活で浴びる紫外線量は季節や場所によっても異なります。ぽかぽかと温かくなり、強い日差しの日が少しずつ多くなる5月は実は7月と大差ない紫外線量なのです。たとえ外に出なくても窓ガラスの近くに座っていたり、ちょっと外に出ただけでも多くの紫外線を浴びることになります。しっかりとケアをして紫外線をシャットアウトしましょう。

年間紫外線量(2006年)データ

(出典:気象庁 日積算紅斑紫外線量の月平均値)

2.日焼止め化粧品の機能や表示って?

UVとは紫外線(Ultraviolet)の略。紫外線にはUV-A、UV-B、UV-Cの3種類があります。
特に注意が必要なのはUV-AとB。
日焼止め化粧品の選び方は、街を歩くくらいであればSPF20、PA+が目安と考えて。紫外線防止の効果が高いほど肌への負担も大きいので状況に応じて使い分けましょう。

UV-A

波長が長く、窓や雲も通過してしまいます。UV-Bに比べて危険度は低いですが、真皮に届きシワやたるみなど皮膚の老化に影響するので注意が必要です。

UV-B

波長は短いが強い作用を持ち、メラニンを生成し肌を赤くしたり黒くしたりする作用があり、肌への影響が大きいといわれています。

UV-C

オゾン層に吸収され地表に届かないため影響はないといわれているので、特に心配はいらないでしょう。

What's SPF?

SPFとはUV-Bのレベルを表すSun Protection Factorの略。現在はSPF50+が表示の上限となっています。SPFの表示は例えば何もつけていない場合に10分で日焼けしてしまうとしたら、SPF2の化粧品は5分の日焼けに食い止められるということになります。

What's PA?

PAとはProtection Grade of UV-Aの略。UV-Aのレベルを3段階で表している。
日本では96年に表示が義務付けられたため、現在では日焼止めにはSPFとPAは必ず表記されることになっています。

PA+:防止効果がある、PA++:防止効果がかなりある、PA+++:防止効果が非常にある

3.うっかりやっていませんか?危険度高!夏肌、要注意シーン

シーン1 休日にすっぴんでコンビニへ

休日にすっぴんでコンビニへイメージ

ちょっとだけ・・・、近所だから・・・と油断しがちなのが休日についつい行ってしまうコンビニ。たとえ一度に浴びる量が少なかったとしても紫外線ダメージは蓄積します。毎日なにげなく浴びている紫外線ダメージが積み重なると、シミやシワなどの元になるので要注意!休日でメイクをするのが面倒だったとしてもせめて日焼け止め化粧品は忘れずに塗って出ましょう。

シーン2 はりきってランニング

はりきってランニングイメージ

しっかり日焼け止めを塗ったとしても汗をかくことによって紫外線を防止する成分にムラができ、紫外線防止効果が下がってしまいます。また、汗が蒸発すると肌に必要な水分も一緒に蒸発してしまうのでしっかり落とした後にはたっぷりの保湿を忘れずに。

シーン3 オープンカフェでお茶

オープンカフェでお茶イメージ

外が気持ちのよい季節、日陰なら安心だと思っていませんか?実は紫外線はガラスや曇を通って肌に届いてしまうのです。例えばガラスは紫外線を通しやすいので、直射とほぼ変わりないUV-Aが肌に届いてしまいます。また、曇りの日でも晴れた日の約半分程度のUV-Aが届いてしまうので油断は禁物です。


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