1人でカラオケを楽しむことを「ヒトカラ」、1人でカラオケを楽しむ人たちを「ヒトカラー」と呼び、近年増えているそうです。1人でカラオケボックスを利用するのもそうですが、最近はカラオケボックス以外の場所での「ヒトカラ」サービスが花盛り。
そんな「ヒトカラ」人気に拍車をかけたのは、2007年9月4日よりSEGAがサービスを開始したケータイ向け無料サイト『ヒトカラ』。カラオケボックスに足を運ばなくても、時と場所を選ばず"カラオケ練習"、"歌詞のチェック"などが出来るサービスで、ユーザー登録を行うだけで利用できる手軽さがケータイ世代に受け、登録者数は150万人以上いるそうです。
さらに、昨年12月には、自宅のWiiで本格的な通信カラオケが楽しめるソフト「
カラオケJOYSOUND Wii 」が新発売。自宅で、1人でもカラオケの練習ができるし、友達を呼んでパーティーをしても喜ばれるでしょう。
ケータイやWiiでカラオケが楽しめるようになったら、カラオケボックスの利用者が減ってしまうのでは?と、余計なお世話をやいて、カラオケボックスの事業者団体関係者に話を聞いてみたところ、「家庭でカラオケを楽しめれば、年齢的にカラオケボックスに出入りできない小中学生にもカラオケの楽しさを知ってもらえるし、自宅などで練習して自信がつけば、誰かに披露したくなるもので、仲間とカラオケボックスに行く機会も増えるのではないかと。カラオケ業界全体の活性化にもつながると期待しています」とかなり前向きな答えが。
なるほど。2009年は、密かにカラオケを練習して、みんなの前で上手に歌って人気者を目指してみるのも、いいかもしれません。