大切な人の死、容姿への誹謗中傷から大手術を決意 神崎りのあさんが総額2500万円の整形からいきついた“答え
2022-07-16 eltha
「整形をして性格がやさしくなった」 日常の些細なことに喜びを感じられるように…
「成人式で変わった自分を見せたい」という想いから、成人式のときにはもうすでにプチ整形をしていたという神崎さん。本格的な整形は、ぶ厚いのが嫌で下唇を切ったのが最初だという。
「実際にやってみると『まあ、こんなもんか』みたいな感じでした。ただ、感覚がちょっと鈍くなってしまっていて、それは今も続いていますね」
そこからしばらくはプチ整形の時期が続いたが、ヒアルロン酸は時間が経つと消えてしまうため、「もうやっちゃおう!」と次の整形に踏み切り、鼻と太ももの脂肪吸引を一気に施術した。
「実際にやってみると『まあ、こんなもんか』みたいな感じでした。ただ、感覚がちょっと鈍くなってしまっていて、それは今も続いていますね」
そこからしばらくはプチ整形の時期が続いたが、ヒアルロン酸は時間が経つと消えてしまうため、「もうやっちゃおう!」と次の整形に踏み切り、鼻と太ももの脂肪吸引を一気に施術した。
「でも実は、失敗されて鼻のつなぎ目が変になって、『映画のアバターみたい』ってみんなにも言われちゃったんです。それで再手術をしてもらったんですけど、後で調べたらそのクリニックが無免許でやっていることがわかって…」
それでも「綺麗になりたい」という思いから整形を続けたが、顎を削る大きな施術を受けたのには、ある衝撃的な出来事が関係している。
「顎を削る手術をやろうと思ったのは、すごく大切な人を交通事故で亡くしてしまったことが大きいです。その人の死で悲しみ嘆いていた頃、掲示板やDMで誹謗中傷を受けていたんです。自暴自棄になってしまって、『もう死んでもいいから変わってやろう』って顎の手術を決意しました」
大切な人の死や誹謗中傷が重なり、親にも言わずに両顎の手術を受けたという神崎さんだが、「整形をしたことで性格がやさしくなった気がする」と語る。
「人のやさしさと誹謗中傷の痛みの両方を知ったし、1ヵ月ずっと流動食だったり、喋れなくなったり、歩けなくなったりと不自由な経験もしたので、すべてに感謝できるようになりました。日常の些細なことに喜びを感じられるようになって、性格そのものが丸くなりました」
それでも「綺麗になりたい」という思いから整形を続けたが、顎を削る大きな施術を受けたのには、ある衝撃的な出来事が関係している。
「顎を削る手術をやろうと思ったのは、すごく大切な人を交通事故で亡くしてしまったことが大きいです。その人の死で悲しみ嘆いていた頃、掲示板やDMで誹謗中傷を受けていたんです。自暴自棄になってしまって、『もう死んでもいいから変わってやろう』って顎の手術を決意しました」
大切な人の死や誹謗中傷が重なり、親にも言わずに両顎の手術を受けたという神崎さんだが、「整形をしたことで性格がやさしくなった気がする」と語る。
「人のやさしさと誹謗中傷の痛みの両方を知ったし、1ヵ月ずっと流動食だったり、喋れなくなったり、歩けなくなったりと不自由な経験もしたので、すべてに感謝できるようになりました。日常の些細なことに喜びを感じられるようになって、性格そのものが丸くなりました」
コンプレックスも“個性”であると考える「人と比べてないで自分で自分を認めてあげないと」
さらに、最近は“整形YouTuber”としても活動し、さまざまな美容整形情報や体験談、そして失敗談も公開している。失敗をしても整形をくり返してしまうことに対しては、複雑な想いも覗かせる。
「手術は毎回リスクがあるものだとわかっているんですけど、成功したときの喜びが大きくて『またやりたい!ここもやりたい!』という気持ちが大きくなってしまう。でも、やっぱりどこかで止めないという気持ちにもなります。ある程度は化粧でうまく誤魔化したりカバーしたりすることも考えないと、一生続いてしまうなって…」
整形をするたびに「前のほうがよかったのに」などと言ってくる人も多く、そういった言葉にも最初は傷ついていたと振り返る。
「中途半端に整形をしていた頃はそういうことをよく言われて、ぶっ飛んで2500万円をかけたら言われなくなったんです。だから、後悔するくらいならやっちゃったほうがいいかなって。前の顔がよかったというのはその人の意見なので、『そういう意見もあるよね』って受け入れることもできるようになりました」
ネガティブな意見も受け止められるようになり、「整形前より内面的にも今のほうが幸せ」だと感じているという。そして、「中身も変わることが大切なのかな」という考えにも辿り着いた。
「綺麗になって性格がきつくなる人もいるので、いくら顔が可愛くても人をけなすような発言をする人にはなりたくない。中身まで変わろうとすることで人生も変われるんじゃないかなって思います」
容姿コンプレックスと向き合っていくうえで大切なのは、「何に対しても認めていくこと」だと語る神崎さん。コンプレックスは個性でもあるので、「認めないと永遠に悩んでしまう」と訴える。
「人と比べてばかりで自分で自分を認めてあげないと、ずっと負の連鎖が続いて歯止めが効かなくなりますからね」
「中途半端に整形をしていた頃はそういうことをよく言われて、ぶっ飛んで2500万円をかけたら言われなくなったんです。だから、後悔するくらいならやっちゃったほうがいいかなって。前の顔がよかったというのはその人の意見なので、『そういう意見もあるよね』って受け入れることもできるようになりました」
ネガティブな意見も受け止められるようになり、「整形前より内面的にも今のほうが幸せ」だと感じているという。そして、「中身も変わることが大切なのかな」という考えにも辿り着いた。
「綺麗になって性格がきつくなる人もいるので、いくら顔が可愛くても人をけなすような発言をする人にはなりたくない。中身まで変わろうとすることで人生も変われるんじゃないかなって思います」
容姿コンプレックスと向き合っていくうえで大切なのは、「何に対しても認めていくこと」だと語る神崎さん。コンプレックスは個性でもあるので、「認めないと永遠に悩んでしまう」と訴える。
「人と比べてばかりで自分で自分を認めてあげないと、ずっと負の連鎖が続いて歯止めが効かなくなりますからね」