【OL白書 vol.34】春は“出会い”or“別れ”の季節?
2009-03-27 12:00 eltha
昔々、歌手を目指し上京する男の子がおりました。ある春の日、彼は意を決し東京行きの新幹線に乗り込みます。乗車口では涙をこらえて見送る彼女。彼もまた「きっと迎えに来る」と心に誓います。その1週間後・・・帰ってきたアイツ。「なんか、事務所の人に帰れって言われちゃった」そうです。“男って本当にバカなんだ”と知った、悲しい春でした。
【出会い】派の意見には、そのほとんどが“春”を前向きに捉えた意見ばかり。「心機一転。気分を一新して新たなことに挑みたい」(富山県/20代)、「“春=ピンク=出会い”と思ってる」(福岡県/20代)など、心躍る春を待ちわびている様子。「夏に向けてみんなヤル気を出すから」(埼玉県/30代)と積極的なOLも。
一方、“涙の春”と捉えたのが【別れ】派。「出会いのうれしさより、別れの寂しさの方が強いから」(北海道/20代)、「別れというか旅立ちの季節」(神奈川県/20代)など、卒業や恋愛での別れの局面を思い浮かべるOLが多かった。また 「桜が散り行くのが物悲しさを誘うから」(愛知県/20代)と、乙女心が滲むポエティックな声も。
出会いは別れの始まり。でも、3月に流した涙は、優しい春の日差しがそっと乾かしてくれるはず・・・なんてシオラシク春を待つより、仕事も恋愛も将来もマルッと“常勝”思考で4月を待つほうが、ずっとイイ女になれる予感がしませんか?
―「別れに悲しんでいる暇があれば、新しい出会いをどんどん迎えたい」(埼玉県/20代)
(2008年11月21日〜11月26日、自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員の、20代、30代の未婚社会人女性、各250人、合計500人にインターネット調査したもの)
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