スタバ、繰り返し使える店内グラス本格スタート 試験運用では好評の声「より美味しそうに見える」
2023-02-20 13:28 eltha
繰り返し使える店内グラスは樹脂製で2サイズあり、それぞれショート/トール、グランデ/ベンティに対応。同社では、2022年4月より東京・渋谷エリア、大阪、愛知、福岡などの106店舗で店内グラスを試験導入し、検証を重ねてきた。「お客様からはフラペチーノやキャラメルマキアートなどの商品が『より美味しそうに見える』『グラデーションがきれい』といった声が寄せられました」と、ポジティブな成果も感じていたという。
グラスの仕様も、試験導入の際に、顧客からはもちろん店舗で働く従業員からのフィードバックももらいながら、より薄く、目を引くデザインにし、持ちやすさや飲みやすさも改良を重ねた。
これまでにも環境負荷低減の取り組みを行なってきた同社。2020年1月により紙製ストローの段階的な導入、2021年2月からプラスチックカップで提供していたアイスコーヒーなど一部アイスビバレッジをペーパーカップへ切り替え、2022年6月には店内のアイスビバレッジのリッド(蓋)なし提供を全国でスタートした。今回の店内グラスの導入をはじめ、グローバル、および日本で掲げる、2030年までの廃棄物50%削減の目標に向け、リユースやリサイクルの促進、サステナブルな素材への変更など、継続して取り組んでいく方針だ。