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残りのカレーですぐ作れる! 「簡単カレーまん」レシピ【今日の時短ごはん Vol.37】

こんにちは。料理研究家の越野美樹です。
寒さも本格的になってきて、温かい食事が恋しい季節。おやつもホカホカのものが食べたいですね。今日は、カレーの残りを使って手軽に作れる「簡単カレーまん」をご紹介します。



中華まんは冬のおやつの風物詩。中華街に行けば思わず並んで買ってしまったり、コンビニエンスストアでも中華まんは定番の商品ですね。中華まんは、中国で「包子(パオズ)」と言われる蒸した小麦粉の料理を、日本人向けに味つけをあっさりさせたもの。包子は点心の一つで、中に具がないものは「饅頭(マントウ)」と呼ばれています。

中華まんは、自宅でも手軽に作れます。今回は、残りのカレーを使ってカレーまんを作ってみました。本格的な中華まんは酵母やイーストを使ってじっくり発酵させますが、今回はベーキングパウダーを使って膨らませます。驚くほど短時間で作れますよ。キッチンにいつもある材料で、思い立ったらすぐ作れる「簡単カレーまん」。さっそく作ってみましょう。

■簡単カレーまん
調理時間 20分

レシピ制作:藤野料理教室にじ 越野美樹


<材料>※3個分
薄力粉 100g
塩 ひとつまみ
ベーキングパウダー 大さじ1/2
菜種油 大さじ1/2
水 60cc
残りのカレー 大さじ4


<作り方>
1、ボウルに薄力粉、塩、ベーキングパウダーをふるい入れ、菜種油と水を加えて手で軽くこねる。

2、3等分にして丸めてから、綿棒で丸くのばす。

3、真ん中に残りのカレー入れて包む。クッキングシートの上にのせる。



4、蒸気の上がった蒸し器に入れて、15分蒸す。

蒸す時間はかかりますが、混ぜてカレーを包むだけでお店の味が作れます。途中で様子を見たくなると思いますが、最初の10分は絶対に開けずに待つのが、ふっくらと仕上げるコツです。できたてのホカホカのおまんじゅうは、アレンジも自在です。

■「簡単カレーまん」のアレンジ例

「簡単カレーまん」は、具材を変えるとバリエーションが豊かな中華まんがいろいろ楽しめます。

●アレンジ例 あんこを使った「簡単あんまん」


「簡単カレーまん」の具を、あんこに変えて作ってみました。甘くてホカホカのおやつは、お子さんが笑顔になりますよ。あんこに黒ごまペーストを加えると、中華風のあんこになるので、ぜひお試しくださいね。

「簡単カレーまん」の具にチャーシューを使えばチャーシューまん、トマトソースとチーズを入れればピザまんになります。今回は残りのカレーを使いましたが、ドライカレーを使ってもおいしいですよ。また、フライパンで蒸し焼きすれば、おやき風のおやつにアレンジできます。



残りのカレーを使って、食べたい時にすぐ作れる、皮まで手作りの「簡単カレーまん」。おうちで作れば添加物なども使わないから、安心して思う存分たっぷり食べられます。寒い日には、ふっくらホカホカの幸せおやつを、ぜひお子さんと一緒に作ってみてくださいね。
(越野 美樹)
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