冷房や冷たい物のとりすぎで、体が冷えていませんか。季節の変わり目のいまこそ、冷たいドリンクや食べ物を控えて、温かいものを積極的に食べましょう。
そうめんは、冷たいめんつゆにつけて食べると炭水化物メインの食事になりがちですが、具だくさんの
「温麺(にゅうめん)」にすると、たんぱく質や野菜などもとれ、栄養バランスもアップします。
今回は、豚肉とにらの炒め物をのせたボリューム満点のにゅうめんレシピをご紹介。じんわり汗をかくほど体がポカポカしてきますよ。
■「豚肉とにらのスタミナにゅうめん」のレシピ<材料 2人分>そうめん 3束
豚こま切れ肉 80g
にら 1/2束
もやし 1/2袋
にんにく 1かけ
ごま油 少々+小さじ1
刻み紅しょうが 適量
塩・黒こしょう 各少々
しょうゆ 少々
水 3カップ
鶏ガラスープの素 小さじ3
<作り方>1、にらは長さ4cmに切り、にんにくは薄切りにする。
2、鍋に湯を沸かし、そうめんをゆで、ゆであがったらざるに上げて水気をきり、ごま油少々をかけて和える。
3、フライパンにごま油小さじ1、にんにくの半分を入れて弱火で熱し、香りが出てきたら中火で豚肉を炒める。豚肉にほぼ火が入ったらもやし、塩を加えて炒め合わせる。にらを加え、しょうゆをたらし、すぐに火を止めて大きく混ぜる。
4、鍋に水、鶏ガラスープの素、残りのにんにくを入れて火にかけて温める。
5、器に2のそうめんを入れ、3をのせ、4を注ぎ入れ、紅しょうがを添え、黒こしょうをふる。
おいしく仕上げるポイントは、にらを加えたら火を止め、炒めすぎないこと、それから脇役の
刻み紅しょうが! 体を温める作用があるといわれるしょうがを手軽にプラスできるのもポイントです。
炒め物のあぶらをすっきりさせながら、ラーメンのような満足感を与えてくれます。紅しょうがは塩分を含むので、スープや炒め物の塩気は控えめに。
紅しょうがを袋で買うと余らせてしまうと心配しているかもしれません。
でも、だいじょうぶ!
お好み焼きに象徴されるように紅しょうがは炭水化物との相性がいいので、ごはんやパンと合わせてみてください。
◯紅しょうが×削り節おにぎりキッチンペーパーの上に紅しょうがをのせて、水気をきっておきます。温かいごはんに紅しょうが、削り節、しょうゆを混ぜて三角形に握ります。
◯紅しょうが×納豆×トーストパンにバターを塗り、納豆と紅しょうがをのせ、溶けるチーズをトッピング。トースターでチーズが溶けるまで焼きます。
体を内側から温めて、不調が起こりやすい季節の変わり目を、元気に乗り越えたいですね。
(大久保 朱夏)